Tuesday, December 17, 2013

八百屋の星になれ!? 打倒レアル・マドリーに燃える3部リーグのアマ選手たち



レアル・マドリーは焦っていることだろう。3部リーグのチームに敗れたとなれば、赤っ恥どころでは済まなくなる。その「偉業」に、八百屋も主戦場とするDFと仲間たちは燃えている。
先々週の土曜日、収容わずか6000人のスタジアムは熱気に包まれた。2部Bリーグ(実質3部相当)を戦うオリンピック・シャティバが、世界に名立たる名門レアル・マドリーと0-0で引き分けたのだ。コパ・デル・レイ16強は、17日のセカンドレグに委ねられることになった。
試合後、レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は「人工芝に苦しんだ」と恨み節を口にした。だが、クリスティアーノ・ロナウドやガレス・ベイル、シャビ・アロンソらを欠いていたとはいえ、後半にはカリム・ベンゼマやルカ・モドリッチを投入。世界のスターを集めたチームに、そんな言い訳は似合わない。
銀河系軍団を青ざめさせたのは、スタジアム同様に小さな小さなクラブだ。『ロイター通信』によると、シャティバの年間収入は約60万ユーロ。レアルの年収5億ユーロどころか、クリスティアーノ・ロナウドの年俸(1700万ユーロ)にも遠く及ばない。
選手たちはプロではない。レフトバックのホセ・ペリスは、9時30分に家を出る。向かうのは練習場ではない。バレンシアにある叔父と祖母が経営する八百屋である。
八百屋に到着すると品物の仕入れ、配送業者とのやり取りを昼時まで続ける。そして週末には、長靴をスパイクへと履き替えるのだ。
第1戦の前には、誰とユニフォーム交換をすればいいかが気になり、夜中に目を覚ますこともあった。そんな雲の上の存在との対決で、0-0で引き分けることに成功したのだ。
16強進出へ希望をつないだ試合後、ペリスは「ベルナベウで勝つことが最大級の困難を伴うことを、僕らは理解している。でも勝負はまだオープンな状態だ」と語った。夢はまだ続いている。
気になっていたユニフォーム交換は、マルセロと行ったという。第2レグの後、今度はレアル・マドリーの選手たちは、笑顔でユニフォームを交換してくれるだろうか?
何しろレアル・マドリーは2009-10シーズンにも、3部リーグのアルコルコンに敗れた“前科”があるのだ!

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